びっとすけっち / BIT SKETCHES

Eテレ・ビットワールド/天才ビットくんのデザインスケッチを整理してます。 Organizing design sketches of a TV program “BIT WORLD”.

タグ:箱一郎


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ドリームダイバーの眠り目マーキングは
元はビッコロやビットラボと同じモチーフを綴じ目にしたもので、
これも箱二郎の血脈を引き継ぐサイバーコンピュータの一種である。

言われるがまま描いた箱一郎。
なぜボスはこのバケモ箱一郎にこだわったのか。

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ちょっと前の話になるが、
十数年ぶりにボスと会って話をした。
描いた当時からうすうす感じてはいたのだけれど…














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瓜二つ。
そっくりじゃないか!
(似せて描いたら本人が大喜びで採用したような気もする。)



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地下深くに眠っていた旧世界の自立歩行型テレビ電話。
こども視聴者が顔ハメでリモート出演するという
なんとも時代を先取りしたアバター装置。

最初に描いたのは
〝水槽に子供の生首が浮かんでいてしゃべる〟という案であったが、
「〇〇みたいだからダメ」と言われ(その言い方もどうかと思うが)
箱一郎のボツ案をベースに足をつけた。

子犬のようにかわいらしく歩くホストくんを見て
「…こっちの方が箱一郎だな…いや、これこそが箱一郎のあるべき姿だよな! だよね?」
と気が付き1か月半くらい悶々としていた。

箱一郎初期設定01
箱一郎初期設定02
箱一郎初期設定03


ボスのこれいいじゃんもあり「ベヘリット箱一郎」のデザインに取り掛かる。
箱一郎をデザインする頃には
すでに誰かが作った謎のオープニングが完成していて、
箱一郎のデザインもそちらに合わせる事になった。
蒸気で電気を起す(当たり前か)スチームパンクな内容。


自分としてはデスクトップパソコン案もまだ捨てていなかったので、
タイプライターにブラウン管を組み合わせて
スチームパンクコンピュータとしてみたが、
デザインとしてはイマイチ。
ちょうどその時期に発売になったばかりの
iMac G4のCMがバンバン流れていて、
それを参考に…というか寄せる事で
こんな形ですがコンピューターです…という言い訳にしてみた。
もともと絵が細かいほうなので、
最終的に線のタッチを前任者の絵柄に寄せる事で世界観の統一を図った。
こんなの教育番組で流して大丈夫かと言ってた記憶があるが、
絵を見返す限りはノリノリで描いてる。


かくして箱二郎とは似ても似つかない姿になってしまったが、
何故かボスは大喜び。
箱一郎を持って制作会社との定例会議に臨んだものの、
案の定その場にいた全員フリーズ状態。
ボスが饒舌にプレゼンする横で
「俺のせいじゃない、俺のせいじゃない、俺のせいじゃない…」
と頭の中で一人繰り返していた。
最終的にディレクターの一人が
「いや、きっと愛されるキャラクターになるでしょう!」
と押してくれて、
ひとまずこの方向で行く事にはなった。

箱一郎決定稿01

次回「箱一郎の正体」
またみてね!





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↑当時描いたラフを思い出して再現。
実際はもっとキモイ絵だった。

どういう経緯か知らないが、
番組の新しいナビゲート用CGキャラが必要という事で、
前任,箱二郎の兄の旧型コンピューターをデザインする事になった。

キャラクターデザインはやってないし
やりたいとも思ってなかったので、
ええ困ったなぁ、、と頭を抱え喫茶店に向かう。
(以後考え事は喫茶店でするようになる)
何かを捻り出そうにも何も出てこないあの感覚は忘れられない。

でもまー順当に考えれば
ノートパソコンのバケモノの旧型なんだから
デスクトップパソコンのバケモノだろうなと考え、
当時使ってたMacに目と口を付けてみる。
(図のA案。ちなみにA案は後日ホストクンとして登場)。
コレで正解な気もするけど特に面白くもないので、
人工衛星とか飛行機とかラクガキとも言えないようなラフを
紙切れに9つ程描いて恐る恐るボスに提出した。

すると一目見るなり
ボス「コレイイじゃぁぁ~ん!コレで行こうよ、コレコレ‼︎」
と指さしたのが、よりにもよってコレだけは無いだろうと
A案を目立たせるため苦し紛れに最後に描いた図の案だった。
「えコレ?ええ、コレ?えええ、これコンピューターじゃないし…」
ボス「何言ってんの、コーレーガーイイんじゃん!さぁっすがぁ私が見込んだだけある!」
ドレが良いのかよくわからなかったが、
職場に来て半年も経っておらず
ビットくんが何だかまだわかってない
発言権の低い自分としては、
まービットくんとはそういうものなんだろうと納得はした。

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